今日からまたシリーズものだが
今度は奉化の麻雀だ
奉化は浙江省寧波市にある区で
※雑記帳には市とあるが翌年に寧波市に吸収され区になった
蒋介石の出身地としても名高い
それと寧波は麻雀発祥の地でもあるが
発祥地とは隣にある所だ
ルールを大雑把に言えば現代の寧波<想定寧波とは大違い>に
特殊な和了を加えて桁外れな点数にしたもの
○花麻雀で1聯2座8枚の花牌を使う
○振り賽は1度振りで2つの賽子を使う
○栄和に限り4点<台>縛り
※元々は3点だったのだが副底と宝牌の関係で実質は2点縛り
○海底は拒否することができる
※河底は包になるので
○多家和は頭跳ね
○不聴連荘
まず開門は2つの賽子を1度振りで
開門の方向は日麻と同様に賽の目の合計で決めるが
割れ目は大きい方の賽の目の数だけ壁牌を残して決めて
それを宝牌の表示牌として現物の3枚が宝牌<百搭>になる
※割れ目と宝牌の表示牌に対する賽の目を逆にする場合もある
なお嶺上牌をツモる際に宝牌の表示牌に来たらそこは飛ばす
宝牌は花牌には化けず表示牌が花牌だったら同じ種類の花牌が宝牌になる
宝牌になった花牌は効力を失い抜けなくなる
宝牌絡みの面子は副露できず宝牌の単騎<混悠>は自摸和了しかできない
嶺上が宝牌の表示牌まで達してなければ表示牌の直前が海底になる
※表示牌を越えていれば根っこまで取り切り
海底はツモることを拒否できて
※河底は包になり海底摸月は0点だから
拒否したらツモ番が次に移る
※全員が拒否したらそのまま流局
次回は役と点数だ(点)