特殊面子3つ目は小花についてだ
これは親権で配牌直前に小花の名称を宣言して
供託<取り決め次第>をすることによって
和了手の内1面子を指定された小花で作らせる縛りである
それぞれ3種の牌を1枚ずつ自力で揃えなければならない
ここら辺は暗箭に似るが小花自体は役にならない
その数は数十種類にもなり
主に縁起物や故事成語などからが由来のものが多い
ではその内、載ってたものをひと通りあげていく
〇孔雀東南飛→
孔雀が東南<恵方>へ飛んでいって目出度いと言うらしい
〇撃鼓罵曹→
大勢で太鼓を打つという意が転じて大勢が言い争う意らしい
〇鶴橋相会→
織姫と七夕を指してるそうだ
〇西湖十景→と残り2牌で和が10になるように筒子を組み合わせる
〇西北暇雪<西北飄とも>→
まさか孔雀東南飛に対抗して
〇中原逐鹿→
〇両風挟一幺→風牌2種と1が1種<それぞれ牌種は問わない>
〇両幺挟一風→風牌1種と1が2種<それぞれ牌種は問わない>
〇丹鳳朝陽→
赤い鳳凰と朝日を指してるそうだ
〇借東風→
〇槍斃東條→後は索子が1種
比較的、新しい小花らしいが
これが1索ならローカルルールである鳥撃ちだな
と まあこんな感じだが
まず無いだろうが日本でやるなら日本独自の小花を作るのもどうだろうか
余談だがローカルwikiではこれらの小花の一部が3刻子化されて
創作役として載っている
それと ここまでの特殊面子シリーズが
先生のサイトにもチラッと紹介されており
最後に載せておく(参)