杭州麻雀の最後はローカルな取り決め
○包の有無と副露の制限
三口<三攤>を栄和と一緒に親と子の間だけ採用して
子同士では同じ人から3回も鳴いてはいけないルールや
吃だけ3回は不可としたり
あるいは2本場以降または平場以外と局単位で制限することもあれば
そもそも包自体を無くして
無条件で同じ人から3回も鳴いてはいけないルールもある
○白板財神
自動卓が出回ってる近年では
山を捲らずに白そのものを宝牌とするルールがある
これによって宝牌が解りやすくなる他に
表示牌で宝牌が3枚に減らずに済む
つまり三飄<四飜>があり得る
※よくドンジャラ感覚で白を予備牌と間違えるのはよくあるネタだが
こちらにも白をオールマイティにするルールがあるとは
○完全自摸専
栄和を一切、無くして1人払いを包のみにするルールもあり
上記の白板財神と一緒に採用されることが多い
○十風
日麻で言う長島の様な捨牌役で第1打から連続で字牌を10枚捨てると
通常の自摸和で11枚目を捨てると一飜になる<10枚でも一飜になるのも>
ただ情報が少なくて捨牌を鳴かれたり財飄の取り決めなど不明な点が多い
さらにネット雀でしか採用例が無く
近年に考案されたと思われる
○絶場
昔の場ゾロみたいに賽の目がゾロ目など特定の場合に
1本場以下でも2本場とするルールがある
こちらもネット雀で採用
※絶場の名だが本来の用語が載ってなかったので花札の八八から借りた
4回にわたって杭州麻雀の話をしたが
久々に複雑なルールだったな(長)