今日は堀内氏が徳島に行った動画で見つけたルールで
徳島三麻とでも言いましょうか
徳島と言えば四国三麻の発祥地でもあり
戦後直後から三麻が流行われていたとも言われている
では徳島三麻の特徴的なルールを
○半荘のアリアリアリ<赤有り>
○15000点持ちの丘無し
○花牌が1座<春夏秋冬の4枚1組>
○賽ゾロ両懸<振り賽がゾロ目だとその局は始めからドラが2枚捲り>
○振聴は現物のみだが立直は不可
○形聴無しだが不聴罰符も無し
○和了連荘だが積み符無し
○ダブル切り上げの50符打ち切りで無ゾロ<両ゾロ無し>
○ツモ損式
○萬子は1枚につき1000点<自模はそれぞれから>
○花牌が1枚につき一飜と座花式の併用<北家にあたる冬は共通>
○一盃口が二飜<鳴きも可>でイーペーイーペーと言う
○全帯は鳴きも二飜でチャンチャンと言わなければならない?
○満貫は五飜、跳満が七飜、倍満が九飜、三倍満が11飜、四倍満が15飜から
○満貫は4000点<無ゾロなのに>
○跳満を5割と言う<跳満が採用され始めた頃に満貫の5割増しだから>
振聴が現物のみや無ゾロは昔ならではのルールで
ゾロ目両懸なんかも昔の四麻ですら採用されたルールだ
跳満も5割と呼称するのが時代を感じる
花牌の点数が国標麻雀で採用されてる種類を問わず1枚ごとの点数と
台湾などで採用される座花式<風牌と同じ要領で対応している>が
併用されてるのは非常に珍しい<そもそも座花式自体が日本では少数派>
ダブル切り上げは従来の麻雀<四麻>で採用されているが
両ゾロが無いので点数は現在の約1/4ぐらい
でも満貫が五飜からと
符が一定以上の四飜が満貫を一飜、繰り上げた事により
満貫が4000点と無ゾロの倍になっている
でもって跳満も倍満も一飜繰り上げなので
満貫からは実質片ゾロになっていると
萬子が1枚につき1000点を和了点を払う人から貰えるから
これが祝儀牌の役割と<現代の赤でも比率が高い方だな>
全帯和がチーが出来ない関係で繰り上げされるのは三麻では多いが
一盃口までもが優遇されるとは
まあ一盃口が鳴けないのは日本ぐらいだから・・・
これらはあくまで堀内氏の動画で見たルールで
さらに細かいルールがあると思われる
先生のサイトで見た四国三麻とはまた別に複雑なルールで
実に興味深かった
では参考程度に先生の三麻ヒストリーをリンクを載せて(掲)