三代目 機長・三暗刻の多趣味通信

機長・三暗刻の多趣味ブログ第3弾

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長春麻雀(制)

兼ね合いのルールまずは長春麻雀から

満州の首都であった新京に位置する長春

ハルビンとは省は違えどルールには似た部分が

それらと比較しながらルール説明

 

○清麻雀<哈爾浜麻雀と違って字牌は全て使う>

○不聴連荘

○碰は槓<も槓と称す>より優先される

○王牌は7トンだが嶺上牌を1枚とっても7トン

 ただし2枚とると8トンと下自摸だけが残っている所は数えない

○途中流局なし

○推倒胡系の様に槓<を含む>に祝儀がある

○親の最初の番に加喜は出来ない

○配牌直後は搶喜できず搶喜されたら祝儀はもらえない

立直後に待ちが変わらなければ槓<を含む>が

○先制立直したら自摸番が戻った時に賽子1つの目の分

 割れ目から遡ってその牌<現物>を宝牌とする

○その後に立直した人も自摸番が戻った時にこっそり宝牌を確認できる

宝牌が3枚とも捨てられたら賽子を振り直して宝牌換えをする

雑記帳では前の宝牌は元に戻す とあるが宝牌はどこにおくか?

哈爾浜麻雀と違って立直縛りではないが宝牌使えない

和了は4面子1雀頭に限られる

○断么九・平和・絶一門<染色和を含む>は禁止

断么九立直は認められるが宝牌を使わず么九牌でしか和了れない

裸単騎対々和に限る

○多家和は頭跳ね

 

について

○全て槓子として扱われる

○配牌直後のみ晒す事が出来るが加喜はいつでも出来る

○以下に種類を載せる

●四風喜<旋風槓>

 亮喜兒と違って4種揃ってないと晒せない

●紅喜<喜槓>

 亮喜兒と違って<暗箭ではない>晒さないと成立しない

●幺喜<幺蛋>

●九喜<九蛋>

※同じ種類はそれぞれ加喜できる

祝儀の点数

1点→それぞれの、加喜<1回ごと>明槓

2点→暗槓、明大蛋

4点→暗大蛋

大蛋とは1索1筒三元牌槓子<何故か1萬対象外>

◎役というか和了

○一飜

●被放銃

 栄和でも3人払いで放銃者は倍払い

※出冲制<つまり新しい半統制>

自摸

 自摸は全員が倍払い

●門前加符

 哈爾浜麻雀と違って門前でも和了れるし門前罰符もない

●親

 敢えて親権と表記しなかったのは親被りもあるから

○二飜

●対宝

 宝牌をツモったり<摸宝>宝牌和了牌と一致<衝宝>してれば成立

対々和<瓢胡>

 

長くなったが次回はもう1つのルールだ(次)

窮和(無)

国標麻雀では無番和は1つの役でしかないが

亮喜兒では無番和だけでも4種類もある

これは採用役の違いもあるが

亮喜兒には限定局と言って親がルール変更が出来て

さらに細かい役を指定することが出来るからだ

 

まず亮喜兒での無番和の作り方だが

ぶっちゃけ言えば哈爾浜麻雀和了を参考にと言いたいが

ある程度の小胡があるので

それをうまく回避しなければならず

国標麻雀よりは部分役が少ないとはいえ

刻子は2つ以下<刻子を避ける為>とか

槓、暗箭宝牌あってはならないなど

縛りがキツい面があり

 

特に宝牌に至っては捨てることも許されないため

限定局で無しにも出来なくはないが敢えて和了を防ぐために採用する事も

持ってきてしまうと諦めざるを得ない

ただルールによっては立直を採用して

無番和を張った場合、宝牌をツモったら<摸宝>

和了点が倍<80点>になるルールもある

 

ここから無番和の種類<点数は全て同じ>を話す

○三色窮和

 単に無番和<窮和>と言ったらこれを指す

 字牌の有無を問わず数牌を3種全て使う

 字牌の有無を区別することで以下の2つに分かれる

●四色窮和

 字牌を四色目として<風牌三元牌両方使っても一色>

 数牌を3種全て使う

 字牌については客風は刻子<槓子不可>にできても

 飜牌雀頭にしか使えない

●清三色窮和

 数牌だけで3種全て使う

 国標麻雀だと無字あるため無番和不可能だが

 亮喜兒には無字ないので問題ない

○二色窮和

 国標麻雀同様亮喜兒にも絶一門があので本来はあり得ないのだが

 限定局で指定することで絶一門をノーカンにする

 ただし他の小胡は適用されるので注意

 

これらの役の区別はあくまで限定局の指定によって生じる

 

さて ここまで亮喜兒の話を続けてきたが

次のシリーズの準備でもしますか(備)

活龍か明龍か(龍)

一通系の役には清龍と混龍<または花龍>とあるが

さらに日麻の食い下がりのように

一通の3面子の部分を吃するかどうかで

明暗<死活>とが分かれるルールがある

 

このような細かい分け方は台湾の一部や

この前に話した亮喜兒で採用されている

 

でもって清混はともかく

明暗の方の話をすると

台湾の方では明暗で区別するが

亮喜兒だと死活で区別されている

でこれらを比べると

鳴くと明龍、死龍で鳴かないと暗龍、活龍と

暗い感じと明るい感じが逆転してるんだよな

麻雀的に言うなら明暗で区別した方がいいのかな(案)